「ああもう。主、こんなところで寝られては、身体が冷えますよ。床、冷たいでしょう」 「痴れ者。それが良いのではないか」 「だから床で寝ないで下さいってば!」 「……煩い鳥だ……」 「し、主……これ、は……?」 「お前の好きな肉料理だが?」 「肉……なんで紫色に……しかもペースト状なんですか……?」 「色々試したらこうなった」 「……よく平気で食べますね……」 「料理は食すものであろう」 「……まあ……。 ……はぁ、いただきます……」 「うむ」 「あああああ! 主! 血! 血出てます!」 「……?」 「何で自分で分からないんですか!? ほら、右手出してください!」 「……おや」 「おやじゃないですよ。全くもう」 「……」 「……」 「……何をしておる?」 「主こそ。何をしているのですか」 「見ての通り。入水だ」 「入浴でしょう! というか、服を着たまま入らないで下さい!」 「……やれやれ」 「ああもうちょっとまだ浸かっていて下さい! 今新しい服もってきますから!」 こんなのでも創造主。 |